次世代の標準バーコードリーダ

ITL-680BTは2010年から世界的に使用される新流通標準シンボルGS1 Databarに対応しています。
Expanded Stacked(拡張多段シンボル)は、トリガボタンを押しながらシンボルの上から下までスワイプさせて読み取ります。
2段の場合は、シンボルの中心を狙って読み取ります。

低品位のバーコードでもらくらく読取

リニアイメージャはリニアセンサの信号を画像処理して読み取っています。
したがって、汚れや傷があっても画像処理によりそれらを取り除いて高い読取率を実現します。
ITL-680BTは極めて低い印刷品質のバーコードでも高いレスポンスで読取ることができます。

大きな読取距離と読取深度

高照度でシャープなエイミングラインは遠隔読取りでも視認性が良く、優れた読取性能を実現しています。JANコード(モジュール幅 0.33ｍｍ)の読取距離は約48cm、Code39(細バー幅 0.50mm)の読取距離は約78cmですので、GS1-128やITF14などのロングシンボルの読取も可能です

超高分解能と超高速スキャン

0.076ｍｍの超高分解能はプリント基板などの高密度バーコードも楽に読取りできます。
また、最大500スキャン/秒のダイナミック高速スキャンは汚れたシンボルでも快適な読取レスポンスを実現しています。

低コントラストに対応

最小コントラストが僅か15％ですので、ファブリックリボン印刷や脱色したラベルでも高い読取率を提供します。

高速の無線データ通信

Bluetooth 4.0対応により高速通信、及び、Class1により最大100ｍの長距離通信が可能です。しかも、大容量バッテリ2,600mAh搭載により、フル充電で12万6000回以上の読取が可能です。

バッチスキャニングモードでデータ収集

バッチスキャンニングモードはバーコードデータを蓄積することができますので、棚卸し等に便利です。転送コマンドバーコードを読むかクレードルに置くことによって、データをホストに転送します。JANコードで約8万件のデータを蓄積できます。

簡単な機能変更と機能アップ

フラッシュメモリの採用により、簡単に最新のファームウェアに更新可能です。

優れた耐久性

コンクリートに対して最大1.8ｍの優れた落下耐久性を持っています。